2016年02月22日
不妊症における漢方薬服用の目的②‐1
「丈夫な赤ちゃんを産むために、妊娠する前から元気な体を作ること」
不妊症において、漢方薬の服用の第一の目的は、前回申し上げたようにこの一言に尽きます
では、具体的にどのようなケースが考えられるでしょうか?
不妊漢方相談を受けている中で、頻繁にあるケースの一例として、潜在的な貧血があります。

平成25年国民健康・栄養調査(厚生労働省)において、血色素量が12.0g/dlを下回る貧血を疑われる女性の割合は
20代で17.2%
30代で21.3%
40代で30.3%
という結果が出ています。
女性にとって妊娠、出産、授乳、月経の異常など、貧血になりやすい環境にある人を含めた割合なので、一概に不妊症と貧血を結び付ける事はできません。
ですが、実際に不妊症漢方相談においては、一人目、二人目以降の不妊症を問わず、潜在的な貧血の可能性が否定できない方が多いです
当漢方薬局における不妊症相談(初回相談時)の7割が、貧血を疑われるヘモグロビン値の基準値を下回っています。
つづく
不妊症において、漢方薬の服用の第一の目的は、前回申し上げたようにこの一言に尽きます

では、具体的にどのようなケースが考えられるでしょうか?
不妊漢方相談を受けている中で、頻繁にあるケースの一例として、潜在的な貧血があります。

平成25年国民健康・栄養調査(厚生労働省)において、血色素量が12.0g/dlを下回る貧血を疑われる女性の割合は
20代で17.2%
30代で21.3%
40代で30.3%
という結果が出ています。
女性にとって妊娠、出産、授乳、月経の異常など、貧血になりやすい環境にある人を含めた割合なので、一概に不妊症と貧血を結び付ける事はできません。
ですが、実際に不妊症漢方相談においては、一人目、二人目以降の不妊症を問わず、潜在的な貧血の可能性が否定できない方が多いです

当漢方薬局における不妊症相談(初回相談時)の7割が、貧血を疑われるヘモグロビン値の基準値を下回っています。
つづく
Posted by 影山敏崇 at 12:03│Comments(0)
│漢方薬の服用目的